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土用の丑の日 2012 いつ [一般]


うだるような暑さを乗り切るスタミナ源のウナギ
今年の「土用の丑の日」は2012年7月27日(金)です

しかし、「土用の丑の日」を前にしてウナギの価格は跳ね上がり
2012年の「土用の丑の日」は大変な事になっています

アフリカ産のウナギの輸入も始まっていますし

米国が野生生物の保護を目的としたワシントン条約の
規制対象にウナギを加えようとしています


近年、ウナギの稚魚であるシラスウナギの捕れる量が減っています

水産庁の資料によると、国内のシラスウナギの捕獲量は
2009年の24.7トン、2010年は9.2トン、2011年は9.5トンと3年連続で激減
2012年は昨年並みかやや下回っていると言われています

そのため、シラスウナギの価格は文字通り「ウナギ上り」で
1キロあたりの価格は約240万~250万円と
昨年と比べて2~3倍に跳ね上がっています
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さらに、資源量の減少を懸念する環境保護団体からの要望を受けて
米政府は野生動植物の国際取引を規制する
ワシントン条約の規制対象にするか検討に入っています


シラスウナギの不漁と価格高騰
さらに、ワシントン条約の規制対象への検討で
危機感を募らせるのは水産庁

水産総合研究センター(横浜)は2012年7月に
稚魚を人工的に大量生産する技術の研究開発を進めるべく
「ウナギ統合プロジェクトチーム」を発足

同センターは平成22年にウナギの完全養殖に初めて成功
しかし、孵化から稚魚に育つまでが非常に難しく
現在の技術では年間600匹程度しか生産できないそうです


また、中国・台湾からの輸入価格も高騰しているため
浜松市の商社「昭栄商会」は6月末
アフリカ・マダガスカル産の輸入を試験的に開始

「フランス料理にも使われており、ニホンウナギにも一番近い味。
日本人の口に最も合うのでは」とのコメント
評判は良く8月から毎週1トン近くを輸入するそうです

アフリカからの本格輸入は日本で初めてで
国産養殖ものより4割程度安く提供できるそうです
近いうち、アフリカ産のウナギを目にする日が来るかも


すき家や吉野家では「土用の丑の日」を待たずして
6月からうな丼が販売されています
うなぎを食べて2012年の夏を乗り切りましょう

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